人身・物損事故で高額補償に発展も。もしもに備えてイベント用の保険は入った方がいい?

イベントで起こりうる各種のリスク

大勢の人間が限定された場所に集まる状況=イベントでは、コミュニケーションの齟齬や予想外のトラブルなど様々なリスクが発生します。代表的なものですと以下のものがあげられます。

●会場の準備中や仕込みの際

  • 会場の付帯備品を壊した
  • 自社の又は貸与された展示物を壊した
  • スタッフがけがをした
  • 通行人にけがをさせた

●屋外イベントで

    • 花火の暴発、調理中の失火
    • 屋台のものを食べて食中毒になった
    • 混雑によって将棋倒しになった
    • 突風でテントが飛び、建造物を壊した、人にあたってケガをさせた



●スポーツイベントで

  • ケガ・病気・事故
  • 観客や参加者同士のトラブル

●その他

  • 交通トラブルによる、参加者やゲストの遅刻
  • 突発的な病気やけがによるゲストの出演キャンセル(興業の中止)
  • その他予期せぬ事態いろいろ

…と、考え出したらきりが無いのですが、上記の中で、事前に保険をかけておける項目もあります。

詳しくはプロの保険屋サンに確認していただくのが一番ですが、イベント会社や広告代理店がよく掛ける保険は

■動産総合保険 ⇒展示物や機材などが壊れてしまった場合

■施設賠償責任保険 ⇒イベントや準備の際会場の一部を壊してしまった場合

■傷害保険 ⇒参加者や出展者がけがをしてしまった場合

あたりかと思います。

傷害保険であればイベントへの参加者数や催事の内容、動産総合保険であれば対象物の価値によって料金が変わってきます。また、「イベント保険」として、イベントに特化した保険などを取扱いしている保険会社もあったりしますので、イベント予算と起こりうるリスクを考えた上で保険への加入を検討してください。

ちなみに、私はある程度の規模(不特定多数のお客さんのら来場を見込んでいる場合など)のイベントは必ずなんらかの保険を掛けるようにしてます。というのも、幸い自分では遭遇してませんが、上記の「リスク例」は実際に回りで起こっている事だからです。

関連記事

ページ上部へ戻る