女性目線で「お得」なモノを用意する
女性をイベントに呼びたい場合、重要なポイントは、そのコンテンツが女性にとって「お得」かどうか?ということです。なにを当たり前のことを言っているんだと聞こえるかもしれませんが、主催側が考えるお得と彼女たちが感じるお得がなかなか一致しないんです…。わたしも四苦八苦して、周りの女性スタッフに「つまんない」とののしられながらコンテンツを考えてます。
というわけで、以下に以前実施したものの中から、なかなか女性に評判のよかったものをいくつかピックアップいたしますので、参考にしてみてください。
その①『甘いモノ』
これは、かなりの確率でヒットします。特に人を呼びたい場合にオススメなのは、「新作スイーツの試食モニター募集」イベントです。来場した人に無料でスイーツをプレゼントする方法などもありますが、その場合は景表法の絡みなどで、問題が出る可能性もあったりします。基本的に試食は保健所に申請をすれば大丈夫ですので、試食会という名目で募集をする方法です。これは「ある特定の場所にターゲットを集める」手段ですので、試食会に集まった方に対してどのようなプロモーションを行うかは、イベントの目的に応じて適宜調整いただければと思います。例えば、募集時に事前に伝えた上で、試食会後にアンケートを書いてもらうであったり、その様子をSNSにアップするであったり、はたまたそのままセミナー会場などに誘導するであったりです。
その②『限定モノ』
限定モノのコンテンツを展開する場合2つの方向があります。
1つは、女性限定でなにかができる、貰える、体験できるコンテンツを用意すること。
もう1つは、女性が喜ぶ限定のモノを用意することです。
両者は似てる様でちょっと違います。前者の場合は、例えば上にあるスイーツ食べ放題や、美容に関する体験会、女性向け新商品体験会など、特に女性にターゲットを絞って展開する場合に有効です。後者の場合は貰ったものを女性に渡すこともできるため、女性に限らず女性と一緒にイベントに行く男性や家族なども対象に入ってきます。
その③『プレゼントモノ』
鉄板は「行けばなにかもらえる」です。もちろん中途半端なモノでは誘因として弱いため、「この機会を逃すともらえない」「今流行している」「手間がかかるけどその分いいもの」など、行ってみてもいいかと思わせるモノや体験を用意することが必要です。また、こちらも注意しなくてならないのは、景品表示法の対象となることです。
詳しくは消費者庁のこちらのページを参照ください。
仮に、来場者全員にプレゼントを行う場合は、「総付景品」にあたり、無料イベントで配る場合には200円以下のものしか配ることができません。