イベント企画書の作成例【初心者向け:企画書の見せ方のコツ】

単調な文字だらけの企画書はNG。シンプルかつメリハリをつけること

自分が審査員になったとして考えるとよくわかりますが、単調で文字が羅列してあるだけの企画書は見るのが疲れるし、飽きて読む気が無くなってしまいます。企画書では伝えたいコトを簡潔な言葉に置き換え、一目見ただけで何が言いたいのかが分かるようにします。紙の場合はまだしも、プロジェクターで投影してのプレゼンの場合はなおさらになります。

特に複数社が参加するコンペなどの場合は、朝から大量のプレゼンを受けて審査員の集中力が無くなっていることも多々あります。折角いい内容でも相手に情報を受け取ってもらえなければ意味がありません。

下に同じ内容で「文字だらけの企画書」と「メリハリをつけた企画書」を並べていますので、参考にしてみてください。

 

NG例:単調な文字だらけの企画書

とりあえず、必要な事項をまとめて文章にしただけの企画書です。この程度の文章量でも、流し読みしてしまう人も結構います。

 

改善例:シンプル化しメリハリをつけた企画書

上記と同じ内容にメリハリをつけた例です。企画のポイントが何なのか、何が狙いなのか文字を大きく記載し目立たせるとともに、説明的な文章は省いてしまい。必要な情報だけを簡潔に盛り込んでいます。

どうでしょう。同じことを書いているのにぱっと見の印象はまるで違います。



 

企画書の中に写真が入ると一気にイメージが伝わる

企画書に写真が入ると、何がしたいかのイメージが簡単に伝わります。これはあるのとないのでまったく印象が変わるため、企画書に入れられる写真を所持している場合は、積極的に盛り込むようにしましょう。ただし、気を付けたいのは、必ず許諾が取れている写真を使うということです。紙やデータで提出したものは、提出先からどこに回るか分かりません。

ちなみに、わたしのサイトは著作権フリーの写真ストックサイトから使用をしています。またフリーの写真素材サイトでも、利用に関する規定がありますので、必ず用途によって利用可能かどうかを確認して使用してください。

下記に「写真を入れない場合」と「入れた場合」の企画書例を並べていますので参考にしてください。

 

NG例:文字けで写真が入っていない企画書

文字だけだと、内容は理解できますが具体的にどんな内容なのかがつかみづらい状態です。

 

改善例:写真を入れた企画書

写真を入れることで、この企画でどんなモノが貰えるのかイメージがつきやすくなります。また、最初にあげた例の様にメリハリをつけてシンプル化することでさらに分かり易い企画書になっているかと思います。