【スタンダードは強い】集客につながるイベント名称・タイトルの付け方

定番の形を覚えよう

イベントタイトルには、よく目にする定番の形があります。

以前の記事(名前の付け方で集客人数が変わる!?イベントタイトルの考え方)でも紹介していましたが、タイトルを見て内容がすぐに想起できることは集客面で強い優位性を持つことができます。

今回の記事では、そんな「わかりやすく」「安定感」のあるスタンダードなイベントタイトルの構造を解説していきたいと思います。

まず下の図を見てください。

これは、イベントタイトルの定番の形を分解したものになります。

構造としては

A)修飾 + B)名称 + C)種別 + D)付帯要素

となります。

たとえば、

第10回 みんなで掘削!チキチキボーリング大会 in 東京

の場合

A)修飾が 「みんなで掘削!」

B)名称が「チキチキボーリング 」

C)種別が「大会」

D)付帯要素が「第10回」「in 東京」

となってます。

特殊な場合を除き、ほとんどのイベントはこの構造を利用してタイトルを付けることが可能です。そしてこの形であれば、どんなイベントなのかが一目でわかります。

悩むのは種別の表現方法

修飾、名称、付帯要素に関しては、そのイベントのコピーやコンテンツそのものなので、タイトルを付ける際に決まっていれば、すんなり決めることができるかと思いますが、種別については結構色々な表現方法があるので、悩んでしまうことがあるかもしれません。

そこで、よく使う種別部分と、どんなイベントに合うかを紹介していきたいと思います。

~展…展示会・見本市などの場合によく使います。いろいろなものが会場内に一堂に展示されているイベントを想起させます。どちからというと屋内のイメージ。

~フェア…キャンペーンと同義で使われることが多い。期間限定でのサービスや還元イベントなどのイメージ。

~祭…躍動感があって、たくさんのコンテンツが楽しめるイメージ。語感から「勢い」や「激しさ」「賑わい」などを感じさせます。

~フェスタ…祭とほぼ同じですが、カタカナになることで、すこし柔らかい印象を与えます。かなりスタンダードな表現です。

~フェス…フェスタからタが無くなっただけで、さらにライトに参加できるイメージが強くなります。大規模音楽イベントのイメージも。

~博…博覧会の略。たくさんのコンテンツがつまった大規模イベントのイメージ。イベントの規模感を打ち出したいときにおすすめ。

~EXPO…上記「博」の英語版。英語表記になるとぐっと国際色のイメージが強まり、ワールドワイドなイベントに感じます。

~○リンピック…オリンピックの後半部分をもじってよく使われるタイトルです。「たくさんの人があつまって健全な競技を行う」というイメージが出ます。

~大会…文字通りの「大会」です。いろんなイベントに対応できます。また、派生形で「記念大会」「県民大会」などと広げることもできます。

~カーニバル…お祭り騒ぎで、パレードや、つぎつぎと出し物が行われるようなイメージです。

~市…いろいろなものが販売されているイメージです。「マルシェ」や「マーケット」なども同じような意味合いでつけられます。

~大作戦…大勢が一つの目標に向かって力を合わせるイベントなどに用いられます。またキャンペーンとの相性もいいです。

グランプリ プロフェッショナルが集う娯楽性の高い競技イベントのイメージを創ることができます。またその分野での最高峰であるというイメージ訴求も兼ね備えてます。

~トーナメント…これは、文字通りトーナメント方式の競技会のタイトルです。

色と例を上げてみましたが、うまくはまりそうなものはありましたでしょうか。是非この記事を参考に、楽しくたくさんの方に来てもらえるイベントタイトルを考えてみてください。