イベントバイト同士で付き合ったりすることはよくあるか？

結論からいうと一定条件下ではよくあります。

基本的にイベントのアルバイトは、イベントの数日前から数週間前に『いついつ、こんな内容の仕事がありますが入りますか』という確認連絡が入り、気が向けばバイトを入れるというスタイルのため、空き時間の有効活用方法の一つとしてとりあえず登録しておくという人も多く、人によっては登録だけして一度もアルバイトしないで大学卒業ということもあります。

逆に、イベントバイトが合うという若者も一定割合でおり、平日や土日祝関係なく空いている時間にバイトを受けてくれるためとても重宝します。そうやって経験が増えると、自然とこちらとしても積極的にいろんな現場に起用し、さらには「スタッフ」から「アシスタントディレクター」へポジションを昇格させて、管理者として現場である程度の裁量を持ってもらうことなどになっていきます。

そんな、イベントバイト大好き大学生の子達はけっこうもてます。

イベントバイトというのはなかなか特殊なもので、例えばイベントの受付や誘導など対人のポジションなどだと、来場者からの質問などに状況に応じて結構柔軟な対応が必要になったり、短い時間の中で効率的に準備をしなくてはいけないことがたくさんあり、初めは戸惑うことが多々あります。

現場をこなしている人間だとある程度の運営のコツがつかめてくるため、違うイベントでもある程度の対応が出来てきます。そして、そういう人間は「相手の立場に立って考える」ことができる人間です。

あまりイベント現場の経験の少ない子が現場に入ったとき、そんな「テキパキ指示を出して」「自分を気付かってくれる（自分の気持ちが分かってくれる）」年が近い異性が目の前にいると、気になるものです。で、イベント現場終わりにみんなで飲みに行ったりすると途端に距離が縮むことがよくあります。

登録スタッフはほとんど18～25歳くらい

私の会社ではイベントの企画制作のほかに、イベントスタッフの登録とそれらスタッフを自社や他社で行われるイベントへ紹介して働いてもらう業務も行っています。

登録しているのは、メインが大学生で全体の7割くらい、次いで多いのがフリーターや自由業の方で2割くらい、そして主婦の方が1割といった感じです。学生がメインのため圧倒的に18～22くらいまでの年齢が多く、フリーター含めると9割近くが18～25歳になります。（ちなみに、私の会社では高校生アルバイトの登録は受け付けていませんが、会社によっては高校生も可となっていることもあります。）

たくさんの人たちと、少しずつ接点が生まれる仕事

そんなわけで、複数の人間を私の会社からイベント現場へ送り出す際にはほとんどが同世代同士となるのですが、シフトが決まっている店舗でのアルバイトなどと違って、イベントバイトは基本的に毎回内容や場所が変わるため、同じ会社に登録していても毎回同じ人間と一緒の勤務になるとは限りません。つまり、たくさんの人たちと少しずつ接点が生まれる環境と言えます。

イベントバイトでもてたい人へ

イベントバイトは出会いはそこそこありますが、もてるためにはやっぱり相応の努力と才覚が必要です。

楽してもてることはできません。当たり前の話ですが相手の気持ちを慮ることが出来る（優しい）こと、そして清潔感があって、ビジュアルがよければ尚良しという、ごくごく普通のことがもてるたための条件です。