「都合のいい日に副業」イベントスタッフの仕事やバイトは稼げる?

イベントの数だけ業務の種類がある「イベントバイト」

みなさん、イベントバイトというとどんな業務内容を思い浮かべるでしょうか?

ライブ会場での列整理や物販、企業のPRイベントの運営、自治体の物産イベントの運営、街頭でのサンプリング、スポーツイベントの運営、学会やシンポジウムの運営…など、様々なイベントの運営のお手伝いをイメージされると思います。

とはいっても、実際に働いてみたことがない方は、業務内容についてよくわからないことが多いと思います。キツイのか?楽しいのか?どんな種類があるのか?もらえる金額は?何歳まで出来るのか?どうやって登録するのか?好きな時に働けるのは本当?そして、副業としてとらえた際に効率的にお金を稼ぐことが出来るのか?などの疑問があるのではないでしょうか。

この記事では、そんなイベントバイトの「副業としての魅力とデメリット」についてご紹介していきたいと思います。

都合のいい日にスポットで入れるから副業にぴったり

イベントバイトの魅力は、なんといっても、自分の都合に合わせて単発でバイトを入れられるという点でしょう。多くのイベントバイトは、事前にイベント会社や派遣会社などに登録を行っておき、バイト案件が発生した際に「こんなイベントあるけどどう?」と案内通知が来て、働きたい場合にのみ「働きます」と返答する仕組みになっています。そのため、自分の働きたい条件にあった業務内容の時にだけスポットでバイトを行うことが可能です。

メインで仕事を持っている方でも、休日の中で働きたい数日間だけ業務を入れることが可能のため、非常に副業に向いたバイトと言えます。

時給はそこそこ

イベントの内容および地域にもよりますが、2023年現在のイベントバイトの時給相場は1,000~1,500円程度になります。

仮に、1日の労働時間が7時間の場合は、給料は1日/7,000~10,500円くらいです。労働時間が増えたり、深夜業務になればさらに給料は多くなります。

交通費の支給はまちまちで、時給に含まれる場合もあれば、別途出ることもあったり、場所によっては送迎が有ったりと案件によって様々です。

また、「お弁当や食事付き」の現場も多く、その際は昼食代がかからないという点もイベントバイトで嬉しいポイントでしょう。

どんな種類のイベントがあるか?

イベントバイトの種類は、大きく2つに分けられます。それは

ライブやコンサートなどの有料催事を行う「興行系イベント」

企業や自治体のPRなどを行う「プロモーションイベント」

となります。

前者の「興行系イベント」の場合は、アーティストのライブやフェスなどがほとんどで、来場者の列整理や誘導といった会場運営やグッズなどの物販といった業務に従事することが多くなります。

後者の「プロモーションイベント」の場合は、内容はとにかく多岐にわたり、

企業主催であれば「屋内外でのPRイベント」「街頭サンプリング」「メディア向け発表会」「展示会へのブース出展」「社内レクレーション会」など

自治体主催であれば「自治体PRイベント」「自治体の特産品物産展」「住民との交流イベント」「住民向けの説明会」「お祭り」「海外でのPRイベント」など

屋内外、自治体内外・国内外と様々な場所で、様々な内容のイベントが行われます。

イベントバイトの楽しいところ、キツイところ

イベントバイトの楽しいところは、なんと言っても「毎回違ったイベント」に携われるという点でしょう。主催者が違えば、担当する内容も、客層も、場所も、違ってきます。そのため毎回「違うことに触れられてわくわくする」経験が出来るはずです。

また、普段の生活の中ではなかなか接点がない人や文化と触れる機会が多いというのもイベントバイトの特徴です。外国人旅行者向けのプロモーションであれば、様々な日本文化を紹介する担当になったり、ニッチな業界の展示会の受付などになれば、全く知らない業界の方々の知らないやり取りに触れたりと特殊な経験をすることができたりします。

逆にキツイところは、例えば大人気コンテンツの受付になった場合、大量の来場者とのやり取りが長時間延々と発生したり、炎天下や極寒の屋外でイベントをおこなったり、逆に誰も来ない場所でポツンと道案内要員になったり、とイベントの内容が毎度変わるからこそ逆に、ポジション次第ではキビシイ業務を行わなくてはいけないこともあります。

イベントバイトスタッフはどんな人たちが多い?

登録者としては大学生(18~22歳くらい)が一番多く、次いでフリーター(18~30歳くらい)と主婦(30~50代くらい)の登録が多くなっています。その他、副業OKの企業に勤めていたり、他に仕事を持っているフリーランスの20~40代くらいの方が登録していることも増えてきました。

現場のスタッフ構成としては登録比率の多い、大学生・フリーターが中心となる傾向が高いです。

副業にするなら

イベントバイトを副業に考える場合に、まず行うことは「イベントバイト」の登録を行うことです。インターネットで検索すれば自分の住んでいる場所の近くでいくつか会社がみつかるかと思います。ただしその際に、その会社がどんなイベントを得意にしているかを必ずチェックするようにした方がいいでしょう。

イベントスタッフ会社によって得意・不得意なジャンルがあり、例えば同じイベント系でも「イベント会場の設営・撤去専門」のような会社もあり、そこで募集しているアルバイトは、ほぼ会場の設営撤去しか行わないからです。

ですので自分が「アーティストのコンサートスタッフ」をやってみたいのか、「自治体のPRイベント」をやってみたいのか、はたまた「イベント会場の設営・撤去」が合ってそうなのかを考えてみて、登録と実際の現場を経験してみてください。

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